
Voice05
S.N2009年入社
イタリア三井物産株式会社 出向
欧州の先に見えるのは
まだ誰も知らない答え
- Profile
- 学生時代、1年間のロンドン留学を経て、将来は海外で仕事をしたいと考えるように。入社後にレディース衣料のOEM営業を担当した後、アメリカでの海外研修を経験。帰国してからは、本社で米国ブランドの国内誘致や製品OEMに携わった。パリの現地法人での駐在を経て、現在はイタリア三井物産株式会社へ出向中。欧州ブランド向けのOEM支援を通じ、各国のブランドと新たな商機を生み出している。

いくつもの景色の果てに
辿り着いた欧州への挑戦
大学では経済学部に在籍しており、就職活動前にロンドンへ約1年の語学留学をしました。何かを期待して飛び込んだわけではありませんでしたが、初めて目にする様々な景色に触れながら、「知らない土地でも自分は生きていける」という自信が身につき、「海外」をキーワードに日本で就職活動を行いました。MNインターファッションの前身である住金物産株式会社の繊維部門を選択したのは、短納期かつ小規模な取引が多い繊維業界で、個人の力でビジネスを動かせる可能性を感じたからです。入社後はレディース衣料のOEM営業として国内取引を担当した後、4年目に「海外チャレンジ制度」に応募してアメリカへ。大学のインターンプログラムで学んだのち、アメリカ北東部のピッツバーグでの実務研修を通して、現地ブランドのECサイト立ち上げに携わりました。帰国後は、アメリカで担当していたブランドの関連企業に出向していたほか、本社の新規事業開発部でブランド誘致、物流、QRタグ、コスメなど非常に幅広い領域に携わり、パリの現地法人での駐在を経て、現在はイタリア三井物産株式会社に出向しています。

「商社」を知らない国で
MNインターファッションにできることは
現在はイタリアを拠点に、香港に現地法人を持つ欧州のアパレルブランドのOEMビジネスサポートを主に行っています。イタリアをはじめ、イギリスやフランス、スペインといった国々にあるブランドの中には、アジア圏の工場で製品を作り、欧州市場に販売したいと望む企業があります。そういった企業に対して、製品や素材のサンプルをご紹介し、バイヤーの皆様に提案を行い、新しい製品やデザインを製造するまでのきっかけをつくっています。また、お客様がアジアの工場を訪問する際のアテンドや、生地展示会に足を運んで情報収集を行い、本社の関係部署に共有することも仕事のひとつです。欧州エリアのビジネスにおいて、MNインターファッションが最も苦労しているのは、日本とは異なり商社が担う役割や存在価値が十分に認知されていない点。そのため、「なぜMNインターファッションと取引をするのか」を説明し、需要のないところに需要を生み出さなければなりません。日本であれば、自然に商談が始まるところを、前提から話さなければならないという、難易度の高い挑戦を続けています。
Day Schedule1日のスケジュール
- 09:00
- 出社メールやスケジュールを確認
- 10:00
- 社内調整本社、香港現地法人、中国・カンボジアの工場担当者と連絡
- 12:00
- ランチ社内のメンバーと外でランチ、もしくはテイクアウトして社内で過ごす
- 13:30
- お客様との連絡欧州ブランドやエージェントと電話・メールでやりとり
- 16:00
- 提案準備新規客先候補のブランドリサーチや提案サンプルの整理
- 19:00
- 退社同僚の出張レポートや欧州でのニュースなどを確認して退社
Career to dateこれまでのキャリア
1年目
- レディース衣料部に配属
- レディース衣料部のニット製品担当として、セレクトショップブランドや大手のカジュアルブランド向けのOEM提案を行っていた。
4年目
- 海外チャレンジ制度でアメリカへ
- 海外研修の1年目はワシントンD.C.の大学で講義を受けながら、現地企業でのインターンシップも経験。2年目からピッツバーグに移り、実務研修でEC立ち上げを担当していた。
6年目
- 帰国後は米国ブランド向けの
事業開発に携わる - 日本に戻ってからは、アメリカで担当したブランドの関係会社に出向したのち、本社の新規事業開発部に配属。米国ブランドの国内誘致と製品OEM事業に携わる。
13年目
- パリでの駐在からイタリア出向へ
- パリにあった日鉄物産株式会社の現地法人に駐在。MNインターファッション株式会社として三井物産アイ・ファッション株式会社と事業統合したのち、15年目からはイタリア三井物産株式会社に出向して勤務している。
現在

誰も知らないのなら
自分でつくればいい
MNインターファッションは、展示会に毎年2回出展していますが、無数の出展企業に埋もれないようにするために、自分たちで考えた様々な工夫を試しています。気に入っていただいた素材をプレゼントする代わりに、連絡先を教えてもらったり、情報収集の手間を減らすために、丸をつけるだけで回答できるような質問フォーマットを用意したりと、日本国内のOEM営業とはまったく違うスタイルでアプローチしています。一方で、商社としても会社としても知られていないからこそ、あらゆる国や企業との商売を考えられるという、ここでしか味わえない面白みもあります。会社からも「ブランドとの取引だけにこだわらなくてもいい」と言われています。「誰も知らない土地で挑戦すること」、それは私自身が初めて海外を訪れたときと同じで、未知数の可能性を秘めたものかもしれません。いずれは、こうして地道に積み上げている努力やアイデアを活かし、欧州事情やコネクションに秀でたローカルスタッフをマネジメントして、MNインターファッションの海外ビジネスの拡大を担っていければと思います。
Off Time
- ミラノから欧州までたっぷり満喫
- ミラノで過ごす休日は、市街を散策してみたり、地方の街に出かけたり、日帰りで行ける地中海のビーチや山でのハイキングで自然を満喫したりと、忙しく欧州を行き来する日々からのリフレッシュに努めています。一方で長期休暇のときは、欧州内の国を巡って、イタリアとは異なる文化を体感するなど、多様な楽しみ方ができるのも海外駐在の魅力です。





